薪ストーブの煙突が映える、瓦屋根の平屋建て。外観のアクセントになっているのは、等間隔に並べた木材の目隠し。高さに変化をつけてデザインされており、風景と調和しながら空間を柔らかく仕切っています。
屋外には杉材でつくられた屋根付きの薪置き場があり、五面を囲んだ安心感のある構造。庭には石を敷き詰めつつ、三か所に土のスペースを設けて植樹することで、自然とのつながりも大切にしています。人の動線や車の出入りがある場所はコンクリートで舗装され、草が生えにくく、美しさとメンテナンス性を両立しています。
室内は広々としたLDKが中心。アイランドキッチンが据えられた空間は天井が高く、ペンダントライトや天井ファンが映える、開放感あふれる設計です。屋外・屋内ともにバリアフリーが意識されており、玄関の段差も低め。将来を見据えたやさしい配慮が光ります。
LDKの上部にはロフトがあり、洋風の落下防止柵越しにリビングを見下ろすことができます。リビングでは犬がくつろぎ、ゆったりとした時間が流れる暮らしの風景がそこにあります。










